田鉄産業では、東北産を中心とした国産広葉樹を豊富に取り扱っています。主要な種類は以下の10種です。

日本の代表的な広葉樹で、虎斑(とらふ)模様のある木目が美しく、高級感を持ちます。硬質な材のため、加工には技術が必要も、仕上がりは非常に美しく特に家具では定番。材質は堅く重厚。高い耐久性と強度を誇り、家具・フローリング・ウイスキー樽・ワイン樽に多く使われます。北米産の「ホワイトオーク」とは別種であり、色味や導管構造も若干異なります。

ナチュラルで温かみのある表情と、圧倒的な耐久性・耐水性・耐虫性を誇る国産材です。白身がほとんどないので、コントラストの少ない同質の色合いの風合いとなります。高いタンニン含有量が腐朽や虫害を防ぎ、古くは橋や家屋の土台に使用されてきた実績もあります。用途は家具、フローリング、デッキ、鉄道枕木など屋内外問わず活躍します。

赤みがかった色合いで、時間とともに深い赤褐色へと変化。家具やフローリング、カウンター材に多用される。北米のブラックチェリーとは似て非なるもので、ヤマザクラは経年変化により白太もうっすら赤身がかっていく(ブラックチェリーは逆に赤身と白太のコントラストがはっきりしていく)特徴があり、落ち着いた質感が魅力です。

淡いピンクがかった白色が主体。散孔材のため木目は均一。偽芯(赤色)があるのが特徴の一つだが、偽芯でも淡い赤色や薄い茶色は強度上問題なし。全体的にやわらかく明るい印象の仕上がりになる。材質は、硬質でありながら曲げに強く加工性が高いため、曲木家具としても人気がある。

褐色の落ち着いた色味で高級感がある。北米のウォールナットに比べ軽く、加工性が良い。家具やフローリングに人気で、国産ならではの風合いに人気がある。着色してウォールナット風の仕上がりにする方も多い。

堅く強靭で、はっきりした木目が美しい。寺社建築や和風建築、重厚なカウンター材に用いられる。耐久性が高く、長期利用にも適する。柾目使いをすることで、洋の雰囲気が生まれ新たな使い方が話題になっている。

緻密で硬い材質を持ち、家具・フローリング・楽器材(ピアノの場合は、弦の反響板として。ギターの場合は、縮み杢や鳥眼杢の板をボディに。)に利用される。光沢があり、白色系の上品な仕上がりが美しい。

軽量で柔らかく、加工が容易。スキーやスノーボード、バドミントンのラケット等に利用される。淡い灰白色の材色。

白〜淡黄色で塗装映えが良く、家具や建具に多用される。ケヤキに似た木目を持ちつつ軽量で扱いやすい。コストも比較的抑えられるため、デザイン性と実用性の両立が可能。

加工性が高く、比較的狂いが少ない。学校教材や彫刻用の板材、彫刻刀の柄、野球のノック用バット等に利用される。赤身は緑がかった独特の色合いで、時間とともに落ち着いた色に変化する。
上記の樹種以外にも、用途や条件に応じてさまざまな国産広葉樹を取り扱っています。
ウッドマイレージの観点からみても、外材と比べて輸送距離が圧倒的に短く、それだけ輸送の際に発生する二酸化炭素の排出量が少ないというのは大きなメリットの一つです。
森林は生長量以下の範囲で適度に伐採していけば森林蓄積量は増加していきます。人が手を入れた森林は、光が比較的適度に入り、多様な生物が生育、生息することにつながります。広葉樹は範囲を決めて皆伐するのが一般的ですが、伐採後に光があたることで切株や種から萌芽し、森林が天然更新されていきます。伐採された広葉樹は玉切りされ、原木市場で落札され、製材所がお客様のニーズに合わせて製材し、最終製品を作るメーカーに出荷し、メーカーは小売店に卸して消費者が購入します。消費者は国産広葉樹製品を選ぶことで、こうした一連の流れに貢献することになります。一人の力は小さくても多くの人が国産広葉樹製品を購入することで、日本の森林・林業・木材産業は持続的に継続していくことができます。
海外の輸入比率が高い現状が続いていますが、違法伐採された材がいまだ入ってきたりしています。消費者は知らずに違法伐採業者に協力していることになります。国産材を使用してもらえば、違法伐採などないのでその点安心です。
経年変化は広葉樹全般に共通する魅力ですが、ヤマザクラや国産ナラの色調変化は日本の生活空間に馴染みやすく、時間とともに深みが増し「味」としての美しさも楽しめます。
弊社は業界関係者からも「国内でも有数の供給力」と評価をいただいており、国内でもトップクラスの国産広葉樹取り扱い業者であると自負しています。実際に「どこに聞いてもなかったのに、田鉄産業にはある」という声も多くいただいています。
田鉄産業では、主要10樹種の国産広葉樹をライフスタイル関連全般にお使いいただいています。豊富な種類・在庫・供給力を背景に、国産広葉樹を用意していますので、まずはお気軽にお問合せください。
| 用途 | 当社保有樹種 | 理由 |
|---|---|---|
| フローリング | アサダ・イタヤカエデ・オニグルミ・クリ・ケヤキ・ナラ・ブナ・ホオ・ヤマザクラ | 耐久性・経年美化に優れている |
| 家具 | イタヤカエデ・オニグルミ・カツラ・クリ・ケヤキ・セン・タモ・ナラ・トチ・ハン・ブナ・ヤマザクラ | 加工性や表情の美しさ、使用頻度への耐性が高い |
| カウンター | 同上 | 高硬度と見た目のバランスが良く、長期使用に耐える |
| 内装・建具 | 同上 | 明るく均一な印象/和洋どちらにもマッチしやすい |
横スクロール
できます
木材にはそれぞれ個性があります。質感・耐久性・加工性・予算など、重視するポイントに合わせて、最適な樹種を選ぶようにしましょう。ご希望の用途に合わせた木材選びで迷われた際は、お気軽にご相談ください。
日本における広葉樹林は全国森林面積の約45%を占めており、特に東北地方ではナラ・クリ・ブナなどの良質な広葉樹が豊富に自生しています。
田鉄産業では、このような国産広葉樹の中でも良質な東北産材を取り扱い、BtoB事業者様向けに適したグレード選定・乾燥管理を重視して供給を行っています。
木材ごとに異なる特性を理解し、用途や予算、仕上がりの好みに応じた選定を行うことで、長く愛着の持てる製品づくりが可能になります。木材選びで迷われた際は、国産材に精通した弊社までお気軽にご相談ください。
木材選びの際に最もよく問われるのが、「無垢材と集成材の違い」です。どちらも建築や家具に使われる主要な素材ですが、その性質や向き・不向きが異なります。ここでは、両者の違いや選定時のポイントについて詳しく解説します。

無垢材とは、「1本の丸太から切り出した、接着や積層をしていない木材」のことです。自然素材そのままの風合いを活かしたい場合や、質感・経年変化を楽しみたい場合に適しています。
天然素材の質感
木目・節・色味などが唯一無二で、見た目にも温かみがあります。
経年美化
年月とともに色味が深まり、艶が増すなど“味わい”が出てくるのが特徴です。
再加工・補修がしやすい
キズがついても削って再生しやすく、長期間の使用に向きます。
反り・割れのリスク
十分に乾燥させてから仕上げ加工していない場合、伸縮や変形の恐れがあります。

集成材は、小さな木片(ラミナ)を接着して再構成した木材です。寸法が安定しており、構造材や大型什器、プレカット材など針葉樹において広く使用されます。
大判・長尺の部材も製造可能
無垢材では対応しづらいサイズの製品が作れます。
資源の有効活用
小径木や端材も利用可能で、無垢材よりも森林資源を効率的に活用できます。
天然木の風合いが出にくい
木目や色目がバラバラのものを接ぎ合わせるので、人為的で無垢ならではの一点物の風合いは感じにくいです。
接着剤の使用
ホルムアルデヒドなど、成分に注意が必要な場合があります。
耐久性への懸念
接着剤の劣化や湿気による剥離のリスクがあります。
無垢材と集成材は、それぞれに長所と短所があります。単純に「どちらが良い」ではなく、使用目的・設置環境・デザイン志向・予算などの要素を総合的に判断することが重要です。
木材は「生きた素材」とも言われ、使い込むほどに表情を変えていく特徴があります。この時間の経過による色味や艶の変化は「経年変化」と呼ばれ、自然素材ならではの魅力として多くのプロに愛されています。
経年変化とは、紫外線・酸素・湿度・油分・手触りなど外的要因によって、木材の表面の色や質感が変わっていく現象です。これは単なる劣化ではなく、木材の個性がより深まる「熟成」と捉えられることが多く、使い込むほどに魅力が増していく素材として評価されています。
特に国産広葉樹においては、その風合いの変化を活かした設計ニーズが高く、林野庁も国として広葉樹の活用推進を位置づけています。
木の種類によって経年変化の傾向は大きく異なります。以下は、代表的な国産広葉樹の変化傾向です。
| 木材 | 経年変化の特徴 |
|---|---|
| ナラ | 黄白色 → やや濃い褐色に変化。重厚さが増し、虎斑模様も際立つ。 |
| クリ | 明るい茶系 → 深みのある褐色へ。落ち着きのある印象に。 |
| ヤマザクラ | ピンクがかった赤み → 濃い赤褐色に変化。劇的な「経年美化」が魅力。 |
| ブナ | 黄白色 → ほんのり赤味が増す。やわらかな印象を保ち続ける。 |
| オニグルミ | ダークブラウン → やや明るく退色。珍しい「逆経年変化」の代表例。 |
横スクロール
できます
自然な経年変化を活かすには、以下のような仕上げや使用環境の工夫が効果的です。
オイル仕上げを選ぶ
クリア系のオイル塗装(亜麻仁油・植物油ベースなど)は木の表情を引き立て、経年変化を自然に表現できます。
直射日光の調整
家具や床が日光の一部だけに晒されると、変色がまだらになることがあります。カーテン・レイアウト調整などで均一な変化を促しましょう。
定期的なメンテナンス
乾拭きや年1〜2回のオイルメンテナンスを行うことで、艶の復活・退色防止につながります。
経年変化は、木材が生きている証であり、素材とともに過ごした時間の積み重ねです。その魅力を活かすには、材種選び・仕上げ方法・メンテナンスのすべてが重要となります。
お客様からよくいただくご相談の一つに「必要な幅・長さの寸法で木材を購入できるか」や「節の少ないグレードだけを選別してほしい」といった内容があります。ここでは、田鉄産業の基本的な対応方針と、理由、代替案についてご説明します。
田鉄産業では、原則として「任意の幅・長さ・グレード指定」には対応しておりません。これは、当社が小売材木店ではなく、ある程度の数量をお使いになる事業者様向けの製材所であるため、ご理解をお願いしております。
とはいえ、小口でのご注文は、以下の内容にて請けております。
1樹種1サイズ(厚さ)で0.3立米以上の数量であること(幅・長さは不問であること)。主として耳付板(幅100mm~)での販売となり、桟積みした状態の製品を上から順番にご注文数量に達するまで結束していきます。
結論:主要な国産広葉樹は常時在庫を保有しており、天然乾燥材であれば通常受注後10日程度で出荷しています。人工乾燥材や特殊サイズの場合は、1ヶ月程納期をいただいております。
当社では、東北産広葉樹の在庫を豊富に持っております。通年で安定した供給が可能です。
当社HPの樹種/材種のページの中にある、樹種別の写真をクリックしていただきますと、当社で保有しているサイズを見られます。そちらをぜひご確認ください。
円滑な在庫確認・納期調整のため、以下の内容をあらかじめご用意いただくとスムーズです。
当社は、主要な国産広葉樹について一定量を常時在庫しているので、標準サイズであれば短納期対応が可能です。一方で、乾燥指定がある場合は余裕を持ったスケジュール設定をお願いいたします。
まずは、お電話・メール・お問い合わせフォームなどから、在庫状況と納期目安をご確認ください。
はい、田鉄産業では木材の一次加工(カット・プレナー・仕上げ加工等)にも対応しております。法人向けに製品を供給しているため、ある程度の精度や安定性が求められる仕様にも対応可能です。対応できる加工内容や条件、依頼の際の注意点についてご案内します。
ご指定のサイズに合わせた長さ・幅方向のカットが可能です。加工現場や家具製作での手間を1つ減らすことで、お客様の生産性を上げることができます。
表面を滑らかに整え、厚さと幅を均一に仕上げる加工です。同じ形のものを大量に使用したり、巾接ぎをする1工程前の色合わせから始められたりなど、お客様の生産性が上がります。
ラフ材からの加工の場合、最終製品までの注文も可能です。R面・C面などの角の面取りや、ペーパーがけによる表面仕上げ、塗装(オイル・ウレタン)などが可能です。
原則として0.3立米以上が対象です。
当社が保有する材料に限ります。
加工内容や数量によって変わりますので、都度お問合せください。KD材の在庫がない場合は、KDする期間が加わります。
最終仕上がりサイズ(厚み・幅・長さ)
加工の範囲(カット・プレナー・サンディング、塗装など)
仕上げレベル(ラフ材木取り/4面プレナー加工/サンダー仕上げなど)
使用用途
納期の希望
寸法調整済みのため、施工効率が向上します。
木工職人による機械加工により、ばらつきが少ない。
材料の無駄を抑えた切り出しや、再加工提案も可能です。
木材加工の対応範囲や出荷までの工程については、製材品のページでご確認いただけます。
田鉄産業は法人・事業用途向けに国産広葉樹を供給しており、数枚だけの小口注文には原則対応しておりません。
これは在庫管理や物流効率を維持するためで、少量出荷が頻発すると在庫の偏りやコスト増につながるためです。また、小口配送については業者と逐一やり取りを行い、案件ごとに最適な方法を確認しています。
そのため、条件次第では柔軟に対応可能です。
田鉄産業では「安定供給」と「品質維持」を最優先にしつつ、業者と連携しながら案件ごとに最適な配送方法を提案しています。ご希望の材種・サイズ・数量、納期、配送条件をお知らせいただければ、対応可否や配送方法をご案内いたします。